日本ビクターは8月8日、地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵のフルHD(ハイビジョン)対応の52V型リアプロジェクションテレビ「HD-52MH700」を9月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は50万円前後の見込み。

 独自の微細化技術を使った小型0.7インチのフルハイビジョン表示装置「D-ILA」を採用。「D-ILA」はリアプロジェクション用の反射型液晶装置「LCOS」の1つで、半導体とガラスの間に液晶を封入し、入力信号に応じ電圧を加えることで液晶を変化させて映像を表示する。ビクターでは光の開口率や画素間を縮めることで、画面が明るく高精細なフルHDの映像の表示を実現した。テレビには装置を3つ搭載する。

 また、新開発のレンズシステムなどを使い、光の透過率を改善しコントラストと輝度を向上。光学アイリス機能や高精度のランプ光量絞り機構を採用することで、黒色の再現性と階調性も高めた。14ビット処理で画像の特徴検出精度をアップし、ノイズを軽減し、ボヤケの少ない映像を再現する「新ジェネッサ」を映像処理回路に搭載する。

 サイズは幅1229×高さ911×奥行き415mm、重さは39kg。消費電力は213ワット。本体はチタンカラーキャビネットデザインを採用した。月1000台の生産を見込んでいる。