ロジテック(葉田順治社長)とティアック(英祐治社長)3日、共同記者会見を行い、アップルのiPod Dockに対応したHi-Fiサウンドシステム「LDS-Ri700シリーズ」を共同で企画、国内ではロジテックが9月中旬に発売すると発表した。

 低域から高域まで広いレンジで再生できる直径65mmのフルレンジ・スピーカーユニットを採用し、FM/AMチューナーや大型LCD画面を搭載したのが特徴。リモコンも付属する。さらに迫力ある低音を再現するティアック独自の低域増幅回路DBSS(DYNAMIC BASS-BOOST SOUND SYSTEM)を搭載。コンパクトながら低音から高音まで美しいサウンド表現を実現する、音にこだわった設計とした。

 またテレビの近くでも忠実に原音再生できるよう防磁型ユニットを採用。白(LDS-Ri700WH)と黒(LDS-Ri700BK)の2色のバリエーションで展開する。iPodの第4・第5世代のほか、iPod miniやiPod nanoにも対応。ビデオ出力端子を装備し、第5世代iPodの映像をTVなどで楽しめる。

 ロジテックの葉田社長は今回の協業について、「低価格のサウンドシステムは外資系企業が積極的だが、かつて音楽マニアだった私から見れば、音質には不満を感じていた。ティアックさんは国内では超高級サウンドシステムに力を入れているが、海外では低価格製品も販売している。その海外で売っている製品を見て、当社の方から協業を持ちかけた」といきさつを説明。また、「1万9800円程度の販売価格を想定しているが、このクラスでは抜群の音質を実現できた」と自信を見せた。

 一方、ティアックの英社長は、「現在3つのブランドで商品展開を行っているが、音響システムの場合、国内では超高級のTASCAMブランド製品が受け入れられたため、この路線に力を入れていた。低価格のTEACブランド製品は海外だけで展開していたが、ロジテックさんからの働きかけを受け、創業商品の一つである音響システムの技術力を結集、低価格でありながらマニアの方々にも満足していただける商品開発に全力を挙げた」と開発の経緯を語った。