富士通は8月2日、英日・日英翻訳ソフト「ATLAS(アトラス)」シリーズの最新版、「ATLAS V13」6タイトルを開発し、富士通ミドルウェア(盛本一成社長)と販売活動を開始したと発表した。店頭販売は8月25日からで、価格は3万9900円-18万6900円。

 「ATLAS V13」として、医学翻訳に特化した「ATLAS医学翻訳 ステッドマン+南山堂パックV13」をはじめ、「ATLAS 翻訳スーパーパックV13」「ATLAS 翻訳ダブルパックV13」「ATLAS 専門用語辞書フリーパックV13」「ATLAS 医学・薬学専門辞書V13」「ATLAS IT・製造業専門辞書V13」の6タイトルをラインアップ。また「翻訳スーパーパック」「翻訳ダブルパック」「専門用語辞書フリーパック」のグレードアップ版も用意した。

 今回新たに「ATLAS」シリーズに追加した「ATLAS医学翻訳 ステッドマン+南山堂パックV13」は医学翻訳に特化したソフト。翻訳辞書として医学系の辞書として定評のある「ステッドマン医学大辞典 改訂第5版」、南山堂「医学英和大辞典 第12版」を搭載した。2つの辞書は電子辞典として使用することできる。

 全タイトルともにマイクロソフトの「Word」上で文章を一文ずつ自動選択して翻訳する「ステップ翻訳」機能を追加し、「連携翻訳」機能を強化。翻訳結果を一文ごと確認しながらの編集作業ができるため、翻訳作業の効率向上が見込める。マイクロソフトの「Excel」上で選択したシートを翻訳できる「シート翻訳」機能も追加した。

 専門用語辞書には、日外アソシエーツ社の「ビジネス技術実用英語大辞典」や「ダイアログメッセージ集」「バイオ・生化学」など28分野544万語を搭載。翻訳例文(翻訳メモリ辞書)も大幅に増強した。

 辞書機能の充実を図るため、10月以降、コミュニティ辞書を中心としたダウンロードサイトにビジネス向けの翻訳例文も順次提供する予定。富士通では、「ATLASシリーズ」全体で今後1年間に2万本の販売を目指している。