松下、世界初の光学20倍ズームレンズ搭載の3CCD方式DVDビデオカメラ

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2006/08/02 21:01

 松下電器産業は8月2日、光学20倍ズームレンズを搭載したDVDデジタルビデオカメラ「VDR?D400」を9月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は12万円前後の見込み。

 松下電器産業は8月2日、光学20倍ズームレンズを搭載したDVDデジタルビデオカメラ「VDR?D400」を9月1日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は12万円前後の見込み。

 世界初の光学20倍ズームレンズを搭載した3CCD方式のDVDビデオカメラ。4:3動画撮影時の場合、35mmフィルム換算で、ワイド端40・3mm、テレ端805・6mmの幅広い撮影領域を画質の劣化なしに撮影することができる。近くの被写体をワイドサイズで撮影することも可能。レンズには低分散ガラスの「ライカディコマーレンズ」を採用し、色にじみを抑えたクリアな映像を実現した。

 業務用ビデオカメラに採用している「3CCDカメラシステム」を搭載し、光の3原色「RGB」の情報をそれぞれ専用のCCDで集めるため、細かな色まで忠実に再現できる。画像処理に「MPEG2高画質回路」を搭載することで画質の向上を図った。

 光学式手ブレ補正ジャイロを搭載し、20倍ズームの望遠側や薄暗いシーンなどでも手ブレのない撮影が可能。静止画像撮影時では手ブレ補正力を動画撮影時の2倍に向上させる「MEGA OIS機能」で、写真撮影ボタンを押すわずかな手ブレも抑えるようにした。

 ドライブは8cmのDVD-RAM/-R/-RWディスクの記録再生に対応。DVD-RW方式のDVDプレーヤー/レコーダーでの再生もできる。ディスプレイには2.7型のワイド液晶を採用した。

 このほか、ワンタッチナビゲーションのアイコンを解説する「ヘルプモード」、録画を継続したまま本体を持ち歩くときなどに発生する地面撮りを防ぐ「うっかり撮り防止機能」、液晶の開閉動作やファインダーの引き出し・収納と連動して電源を「入」「切」できるようにする「カンタン節電モード」なども盛り込んだ。