ビクター、新携帯オーディオと、連動するメモリ内蔵のミニコンポやラジカセ

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2006/08/01 13:52



 日本ビクターは8月1日、好みの曲をマーキングして再生できる機能などを盛り込んだ携帯オーディオ「XA-F112(メモリ容量:1GB)」「XA-F52(512MB)」を9月上旬に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は「XA-F112」が1万7000円前後、「XA-F52」は1万3000円前後の見込み。

 「XA-F112」は500曲、「XA-F52」は250曲を保存可能。好きな曲をマーキングしてすぐ再生できる「お気に入り(FAVORITE)」キーを搭載した。オーディオ機器などから直接録音できる「ダイレクトレコーディング」機能も装備。ダイレクトレコーディング時に録音レベルインジケーターで音量調整をしながら録音できる。ボイスレコーダー機能も備えた。

 対応する音楽ファイルはMP3、WMA、WMA-DRM9。高磁力ネオジウムマグネットのネックストラップヘッドホンと18bitシグマデルタD/A コンバーターを採用し、低域から高域までを高音質で再生する。ディスプレイには文字をホワイトカラーで表示する有機ELを採用した。電源は単4形乾電池または充電池。

 「XA-F112」はスパークルブラック、リアルレッド、プラチナシルバー、パールホワイトの4色、「XA-F52」ではターコイズブルー、サファイアピンク、パールホワイト、クリスタルブルー、ルビーピンクと5色のカラーバリエーションを用意した。

 同時に発表したのは、内蔵メモリを搭載し、携帯オーディオと連動して曲のやりとりや再生ができるCD-MDラジカセの「RD-M2」とCD-MDコンポの「UX-QM7」。価格はともにオープン。実勢価格は「RD-M2」が4万円前後、「UX-QM7」は4万6000円前後の見込み。

 「RD-M2」はCD、MD、ラジオ、ライン入力などからMP3ファイルで録音できる512MBフラッシュメモリを内蔵。CDで約25枚分、約250曲の音楽を保存できる。音楽CDからの録音速度は3倍速。また、MDに収録する音楽も等倍速で、曲名も合わせてMP3ファイルでメモリに保存できる。録音は専用ボタンを押すだけで行える。

 USB接続でビクター製の携帯オーディオやUSBメモリのMP3、WMA、WAVの音楽ファイルを再生できる。転送速度は最大約50倍速に対応する。アナログ入出力端子もフロントパネルに装備した。カラーはホワイト、ピンク、シルバー、メタリックグレーの4色。

 「UX-QM7」も512MBのフラッシュメモリを内蔵。CD、MD、ラジオ、ライン入力などからMP3で録音できる。曲名の記録を含めたMDの録音も可能で、ビクター製の携帯オーディオやUSBメモリ内の音楽ファイル再生にも対応する。アナログ入出力端子を備えたほか、本体天面に触れるたびに光が変わるタッチイルミネーション機能も盛り込んだ。カラーはパールホワイト、プラチナシルバーの2色。