東海旅客鉄道(JR東海)は、新幹線保守用車の追突などの事故を防止用にGPS(全地球測位システム)を使った追突防止システムを開発、12月から導入を始めると発表した。301両ある保守用車両のすべてで導入。工事費用は10.4億円。

 新システムはGPSからの位置情報を使い、保守用車両同士が追突の可能性がある場合には警報を発信し、非常時には自動停止させる仕組み。GPSシステムを保守車両に設置し、それぞれの位置を特定することで、相手の位置情報と速度情報を無線通信で取得する。

 相手との距離が1.5km以内になると、予告警報が鳴動。また、約1秒毎に相手の位置関係を計算し、「そのまま接近した場合30秒後に非常ブレーキ制御が必要」と判断すると警報ブザーが鳴動し、減速するようオペレーターに知らせる。そのまま、減速しないで走行し続けた場合には自動的に非常ブレーキをかけ、50m手前で停止して追突を防止する。