東芝は7月27日、東京千代田区のヨドバシカメラマルチメディアAkibaで同日発売した次世代DVD規格「HD DVD」の録画・再生が可能な世界初のHDD搭載レコーダー「RD-A1」の体感イベントを開催した。なお、同イベントは7月30日までの4日間にわたり開催する。


 今回のイベントは、JR中央口側のエントランス前イベントスペースで開催している。HD DVDの映画ソフトと、従来の映画ソフトを同じスペックのテレビで映し出し、HD DVDによる画質の良さをアピールしていた。

 通りかかる人々が、時折足を止めて画面に見入っていた。次世代DVDは、「一般の人々にはまだあまり知られていない」(東芝・デジタルメディアネットワーク社・デジタルAV事業部・DAV商品企画部・商品企画担当・青山幸司氏)のが現状。しかし、ブルーレイとHD DVDの次世代DVD規格争いを知っている人のなかには、「HD DVDを応援している」と声をかける人も。


 39万8000円という価格からか、衝動買いする客はいない様子で、発売初日の午後2時ごろまでで販売実績は「数台売れた」(同)程度。購入客は、事前に予約していたり、以前から知っていた先進的な人たちだという。

 東芝は、今年3月31日にHD DVDプレーヤーを発売していたが、今回の「RD-A1」発売により、次世代DVD規格の再生専用機、録画・再生機が出揃った。「米国では録画機よりも、再生機が主流」だが、国内市場は、再生専用機よりも、録画機を使って再生する文化が浸透している。「年末にかけて、映画タイトルなどのHD DVDソフトが充実してくれば、『RD-A1』の販売に弾みがついてくるだろう」と期待をかけている。