日立エルジーデータストレージ(HLデータストレージ、堀一哉CEO)は7月25日、追記型のブルーレイディスク(BD)「BD-R」で、業界初の4倍速記録が可能なPC内蔵型BDドライブ「GBW-H10N」を開発したと発表した。7月下旬から生産を開始し、PCメーカーやPC周辺機器メーカーなどを対象にOEM(相手先ブランドによる生産)で販売する。

 新たに開発したレーザードライバーICと4倍速対応の高出力ブルーレーザーを搭載し、144Mbpsの高速データ転送を実現。BD-Rで4倍速の書き込みを可能にした。さらに、書き換え型「BD-RE」でも業界最速水準の2倍速で記録できる。

 また、BD再生機能では再生信号のエラー低減技術を採用。片面1層式のBD-ROMとBD-Rで4・8倍速で再生できる。片面1層式のBD-REの再生速度は2倍速。1レンズ・3レーザーの新型光ピックアップを搭載しており、BDのほかDVD、CDの記録や再生にも対応する。

 日立エルジーデータストレージは日立製作所と韓国のLG電子の合弁会社で、01年1月に営業を開始。PC用のDVDをはじめとする光ディスクドライブの開発・販売を手がける。東京と韓国の平澤(ピョンタク)市に開発拠点を構え、米国、欧州をはじめ全世界のPCメーカーなどにドライブをOEM供給している。