コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)、日本レコード協会など4協会、日本放送協会などテレビ会社6社は7月25日、「ファイル交換ソフト利用実態調査」の結果を発表した。インターネットユーザーを対象に、ファイル交換ソフトの利用実態についてWEBで行ったアンケートの結果をまとめたもの。実施期間は6月13-18日で、有効回答数は1万8596人。

 調査結果によると、ファイル交換ソフトを05年7月以降に利用した「現在利用者」の割合は3.5%で、約176万人にのぼる。05年6月以前に利用していた「過去利用者」の8.6%(約433万人)と合わせると、「利用経験者」は12.0%になり、約609万人が利用した経験があると推計している。

 「現在利用者」が主に利用しているファイル交換ソフトは、Winny33.3%、WinMX24.5%、Limewire19.8%の順になった。昨年1月の調査ではWinMX54.8%、Winny33.2%だったが、逆転した。過去1年のダウンロード数は、平均194ファイルで、音楽関連87.1ファイル、映像関連79.4ファイル、ソフトウェア8.7ファイル、写真・画像関連11.2ファイル、文書関連7.8ファイルだった。

 他人に送信できる状態にする「ファイルの共有」は、32.6%が経験(現在利用者)、そのファイル数は平均160ファイルだった。著作権などの対象になっていながら、権利者の許諾がないダウンロードファイルの数は、音楽ファイルで91.1%、映像ファイルで86.2%、ソフトウェアで58.2%と推計している。

 ファイル交換ソフトの利用をやめた理由については、「セキュリティ・ウイルスなどが心配」46.2%、「著作権侵害などの問題がある」26.4%、「利用者が摘発されたという報道があった」8.6%という結果になった。