オリンパス、ICレコーダーに6000円前後の入門機、256MBのPC直結タイプも

ニュース

2006/07/25 21:12

 オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は7月25日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」の新製品「V-30」と「VN-2100」を8月25日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「V-30」が1万6000円前後、「VN-2100」が6000円前後の見込み。

 オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は7月25日、ICレコーダー「Voice-Trek(ボイストレック)」の新製品「V-30」と「VN-2100」を8月25日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「V-30」が1万6000円前後、「VN-2100」が6000円前後の見込み。

 「V-30」は「Voice-Trek Vシリーズ」の新モデル。USBコネクタを搭載した本体部を電池部から分離し、パソコンのUSBポートに直結できるのが特徴。256MBのメモリを内蔵し、長時間録音モードで最長68時間55分の録音できる。

 録音方式はWMAフォーマットで、用途にあわせて「ステレオ高音質」「高音質」「標準」「長時間」の4種類のモードから選択できる。録音したファイルはPCに転送可能。同機にWMAやMP3形式の音楽ファイルを転送し、高音質ステレオモードで再生することもできる。

 本体サイズは高さ94.8×幅38.2×奥行き11mm、重さは46g。USBマスストレージクラスに対応しており、USBメモリとして使用することもできる。

 「VN-2100」は、大型ボタンの採用などで使いやすさを追求したエントリーモデル。記録形式にマルチコーデックを採用し、録音モードによって録音方式を切り替えて使うことで、長時間録音と高音質録音を両立した。PCには接続できないが、64MBのフラッシュメモリを内蔵し、長時間録音モードで最長35時間50分録音できる。

 初心者向けに、操作しやすい大型集中ボタンや日本語表示に対応した大型液晶パネルを搭載。音程を変えずに再生スピードを変える早聞き・遅聞き再生機能なども備える。本体サイズは高さ102×幅39×奥行き19.5mm。重さ63g。