松下、VIERA Link対応5.1chサウンドセット、画面から音が聞こえる技術も

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2006/07/18 13:00



 松下電器産業は7月13日、同社の薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」とに対応する5.1chサウンドセット「SC-HT6500」とデジタルAVコントロールアンプ「SU-XR700」を9月1日に発売すると発表した。価格はオープン。実勢価格は「SC-HT6500」が38万円前後、「SU-XR700」が11万円前後の見込み。

 「SC-HT6500」は、「SU-XR700」とスピーカーシステムを組み合わせた最上級モデル。スピーカーシステムは、フロントセンタースピーカー2本、サラウンドスピーカー2本、アクティブサブウーハー1本の構成。世界で初めてテレビの画面の中からセリフが聞こえる「リアルセンター」方式を採用したのが特徴。

 「リアルセンター」は、独自の音場制御技術を使って独立したセンタースピーカーの設置を不要にしたもの。代わって左右のフロントスピーカーの中にセンター再生用のスピーカーを別途内蔵。テレビの真正面に座っていなくても画面の中からセリフやボーカルが聞こえるという効果を発揮する。

 アクティブサブウーハーは、100W×2個のアンプとロングストローク強力17cmウーハー2個を搭載し、大音圧重低音を再現する。またフロントスピーカーには、100kHzの超高域まで再生可能なスーパーソニックツィ?ターを備える。

 「SU-XR700」は、「VIERA Link(ビエラリンク)」に対応。「VIERA Link」対応の薄型テレビ「VIERA」・DVDレコーダー「DIGA(ディーガ)」とHDMIケーブルで接続することで、ビエラのリモコン操作でサウンドセットのオン・オフ、音声出力自動切り替え、音量調整などができる。

 5.1chサラウンドを再現する「アドバンスドデュアルアンプ駆動」と高音質のステレオ音声が楽しめる「トリプルアンプ駆動」搭載したフルデジタルアンプで、高音質再生を実現する。さらに、部屋の環境に応じたサラウンドを最適に調整する「自動スピーカー設定機能」を搭載した。