ソニー、VHS一体型ハイビジョンレコーダー、HDMI・HDV1080i対応で

ニュース

2006/07/13 21:00

 ソニーは7月13日、デジタルチューナーを内蔵したハイビジョンレコーダー「スゴ録」の新モデル、「RDZ-D60V」を8月18日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は13万円前後の見込み。

 ソニーは7月13日、デジタルチューナーを内蔵したハイビジョンレコーダー「スゴ録」の新モデル、「RDZ-D60V」を8月18日に発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は13万円前後の見込み。


 地上・BS・110度CSの各デジタルチューナーと地上アナログチューナーをそれぞれ1基ずつ搭載したVHS一体型HDD内蔵DVDレコーダー。HDDの容量は250GBで、地上デジタル放送のハイビジョン画質の場合で約31時間、BS・110度CSデジタル放送のハイビジョン画質の場合は約22時間録画できる。

 HDD、DVD、VHSの3in1タイプのため、VHSテープの再生や、VHSからDVDへのダビングなど、手持ちのVHSテープも有効活用できる。HDD、DVD、VHSの3つのメディア間それぞれで、双方向ダビングを行うことも可能。地上デジタル放送などのハイビジョン番組は、HDDはそのままの画質で記録、DVDとVHSには、ダウンコンバートして保存する。

 このほか、ケーブル1本でレコーダーの映像や音声をハイビジョン対応テレビにデジタル伝送できる「HDMI出力端子」、同社のハイビジョンデジタルカメラ「HDR-HC3」などで撮影した映像をそのままの画質でHDDに取り込める「HDV1080i/DV入力端子」を装備するなど、ハイビジョン対応を強化した。

 HDMI出力端子は、HDMI規格のバージョン1.1仕様に準拠。HDMIケーブル、HDV1080i/DV入力端子に接続するi.LINK(IEEE1394)ケーブルは別売り。DVDディスクは、記録はDVD-R(CPRM対応)、DVD-RW(CPRM対応)、DVD-R DL(2層)のみ、再生はDVD-RW/-R/-R DL、DVD+RW/+R、DVD-RAMなど幅広く対応する。DVD+RW/-RW/-Rは8cmディスクの再生もできる。