バイ・デザイン(飯塚克美社長)は7月7日、地上デジタルチューナーを内蔵した液晶テレビ「DFKシリーズ」5機種を発売すると発表した。同社サイトで予約販売を開始しており、7月19日から順次出荷開始する。価格はすべてオープン。

 バイ・デザイン(飯塚克美社長)は7月7日、地上デジタルチューナーを内蔵した液晶テレビ「DFKシリーズ」5機種を発売すると発表した。同社サイトで予約販売を開始しており、7月19日から順次出荷開始する。価格はすべてオープン。

 いずれも価格が安いのが特徴で、特に37V型の「LF-3701DFK」は、地上デジタルチューナーを内蔵した37V型のフルスペックハイビジョン(フルHD)対応の液晶テレビでは業界で初めて、19万9800円と20万円を切った。解像度は1920×1080画素でコントラスト比は1000:1。輝度が600cd/m2、応答速度が8ms、視野角は上下/左右とも176度。

 そのほか、同社サイトでの販売価格は、ハイビジョン対応(解像度1366×768)の32V型「LW-3202DFK」が13万9800円、「LW-3201DFK」が12万4800円、同27V型「LW-2702DFK」が11万4800円、解像度1280×720の27V型「LW-2701DFK」が9万9800円。「LF-3701DFK」「LW-3202DFK」「LW-2702DFK」の3機種が省スペースなアンダースピーカータイプで、その他2機種はサイドスピーカータイプでWeb直販モデル。

 いずれのモデルも、地上デジタル放送を受信できる新開発のデジタルチューナーとEPG(電子番組表)を搭載する。さらに画素変換部には、米ジェネシスマイクロチップ社製の高画質化回路ファーロジャー「DCDi」を採用。ジャギー(斜め線のギザギザ)を低減した。音声機能として、テレビのスピーカーだけで臨場感あるサウンドを再現できる「BBEサラウンド回路」も搭載する。

 入出力端子として、5.1chデジタル音声出力が可能な光デジタル出力端子、HDMI端子、D4端子を1系統ずつ装備した。コンポジット入力やSビデオ入力、RGB入力端子なども装備する。なお、ほかに地上アナログチューナーは搭載するが、BSデジタル・110度CSデジタル放送対応のデジタルチューナーは搭載していない。

 発表会の席上、飯塚克美社長は、「会社設立から3年が経過したが、アメリカを中心にして薄型テレビ事業を展開し、売り上げは順調に伸びている。06年度の売上目標は昨年対比3倍の150億円を目指す。内訳は海外で100億円、国内で50億円」と意気込みを語った。

 事業戦略については、薄型テレビはバイ・デザインブランドだけでなく、販売店の専用モデル、プライベートブランド、OEMにも力を入れていくとし、「ユーザーのニーズに応えた製品を展開し、最終的には薄型テレビの“BTO”を実現したい」と、デル日本法人の元社長という経歴を持つ飯塚社長ならではの戦略を明らかにした。

 さらにサポート体制も強化し、これまでアウトソーシングしていたコールセンターを自社に取り込んだと述べた。問い合わせやクレームなどユーザーの声に直接触れることで、今後の製品開発に活かしていきたい考え。修理は委託業者が対応するが、これまでの製品を送ってもらって修理する体制だけでなく、今後1か月以内に出張サポートサービスを新たに開始する。

 価格は、「原価から適正な利益を上乗せしたものを設定している」と前置きしながらも、常に国内メーカーよりも安い価格帯を意識し、値下げにも迅速に対応しているという。「ユーザーが買ってもいいと思う値段の目安は、国内ブランドよりも2-3万円安い価格帯になる」(飯塚社長)。

 年末に向けて、さらに製品を投入する計画も明らかにし、デジタルチューナー搭載モデルについては、サイズのラインアップを増やしていく方針。また、米国ではすでに発売済みのDVDプレーヤー一体型の15V、17V、19V型液晶テレビや、地上・BS・110度CSの3波デジタルチューナーを内蔵した薄型テレビも投入していくという。

 また、国内では、価格競争のとくに厳しい32V型以外の15V型といった小型モデルや50V型以上の超大型クラスを積極的に展開していくことも検討している。海外ではすでに実績のあるアメリカ・欧州をはじめ、南米、アフリカなどへも販売を拡大していく予定。