三洋電機は6月22日、世界最大の携帯電話端末メーカー、フィンランドのノキア・コーポレーションと今年2月14日に基本合意していた携帯電話の合弁会社を設立する計画を白紙撤回すると発表した。

 両社では、今年9月までに新会社の運営開始を目指す方向で交渉を進めてきたが、合弁会社の経営形態などについて意見が合わなかったと見られる。

 新会社では、三洋とノキアのCDMA規格の携帯電話事業を融合させ、世界のCDMA市場でシェア拡大を目指す計画だった。経営再建中の三洋にとってノキアとの合弁事業は、北米をはじめとする世界市場で携帯電話の販売増につながる成長戦略で、経営再建策の大きな柱となっていた。なお、それぞれのCDMA携帯電話事業における今後の計画については、後日改めて発表するとしている。