日立、ホワイトボードや黒板への投写も可能な液晶プロジェクター2機種

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2006/06/23 20:09

 日立製作所は、液晶プロジェクター「CP-X268AJ」を8月下旬に、「CP?X260J」を7月上旬に発売する。業界で初めて、ホワイトボード投写時にまぶしさを軽減する「ホワイトボードモード機能」と、ワイド画面の投写に対応する「解像度設定機能」を搭載したのが特徴。価格は「CP-X268AJ」が34万6500円、「CP-X260J」が29万8200円。

 日立製作所は、液晶プロジェクター「CP-X268AJ」を8月下旬に、「CP?X260J」を7月上旬に発売する。業界で初めて、ホワイトボード投写時にまぶしさを軽減する「ホワイトボードモード機能」と、ワイド画面の投写に対応する「解像度設定機能」を搭載したのが特徴。価格は「CP-X268AJ」が34万6500円、「CP-X260J」が29万8200円。

 「ホワイトボードモード機能」は、スクリーンの代用としてホワイトボードに投写した際、白信号のピークを半減させることでまぶしさを軽減し、映像を見やすくする機能。「黒板モード」では、スクリーンの代わりに黒や緑の黒板に映像を直接投写することもできる。さらに、使用するPCの解像度をあらかじめ設定する「解像度設定機能」を盛り込み、ワイド画面のPCや特殊な解像度のPCを使用した場合でも、縦横比を正確に表示できるようにした。

 上位機種の「CP-X268AJ」は、有線/無線LANによるネットワーク機能や外部スロットを搭載。とくに有線LAN接続では、LANケーブルでプロジェクターとPCをつなぐだけで、遠隔地からのプロジェクター制御や映像投写、電源のON/OFF、異常事態の監視/発生時のメール通知などを一括管理できる。パソコンを介さず、SDメモリーカードやUSBメモリ、外付けHDD内のデータから投写することも可能。

 輝度は2機種とも2500ルーメンで、パネル解像度はXGA(1024×768画素)。本体サイズと重さは、「CP-X268AJ」が幅306×高さ106×奥行き249mm、「CP-X260J」が幅306×高さ86×奥行き249mm。またセキュリティ機能として、傾き角度など設置状態が変化した場合に操作をロックできる「状態監視機能」や、使用者を制限する「パスワード機能」などを装備している。