ポケモンラーニングなど、「ポケモン」で学ぶ小学生向けオンラインIT講座

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2006/06/20 21:55

 ポケモンラーニング(杉本敦司社長)は、パソコン検定協会(草原克豪会長)と、NEC(矢野薫社長)のインターネット接続サービス「BIGLOBE」と提携し、小学生を対象にしたIT教育サービス「ポケモンPCマスター」の提供を6月20日から開始した。

 ポケモンラーニング(杉本敦司社長)は、パソコン検定協会(草原克豪会長)と、NEC(矢野薫社長)のインターネット接続サービス「BIGLOBE」と提携し、小学生を対象にしたIT教育サービス「ポケモンPCマスター」の提供を6月20日から開始した。

 「ポケモンPCマスター」は、ITの達人「PCマスター」を目指して、用意された10種類のシティをクリアしていくことで、自宅にいながらITに関する正しい知識や技術を学べるオンライン教育サービス。「ポケモン」の持つ世界観とエンタテインメント性を盛り込み、楽しく飽きないストーリーで学習できる。

 パソコン検定協会の認定資格「ジュニアP検」の教育基準に準拠したカリキュラムを採用し、学習と同時に検定資格を取得できるのが特徴。10種類の各シティは10段階で「ジュニアP検」(10級-1級)の各級に対応しており、各シティをクリアすると資格を取得できる。さらに全シティをクリアすると、上位資格「P検」準4級(中学生レベル)の資格を取得できる。

 保護者はオンライン上で随時子どもの進捗を確認でき、各シティ(級)のクリア時には保護者にメールで修了の承認を求めるメールが届く。また必要に応じて子どもをサポートすることで、家族間でコミュニケーションを取りながら学習を進められる。会員専用のネットワーク上で利用できるメールや掲示板などを通じて、ITを使った正しいコミュニケーション方法を修得することもできる。

 パソコン検定協会は、今回のサービスの開始にあたり、情報リテラシー、メディアリテラシーを育む学習カリキュラムと到達度判定の「基準」として、小学生を対象とした「ジュニアP検」を新たに開発。「ポケモンPCマスター」は、この「ジュニアP検」に準拠し、その合否判定(検定試験実施)を統合したカリキュラムとして国内第1号認定を受けた。

 また「BIGLOBE」は、会員管理、ネットワークシステムなどの開発・運用などのシステム構築を担当。BIGLOBEのキャラクターポータルサイト「BIGLOBEキャラクター」にポケモン紹介コーナーを設けるなど、プロモーション活動も支援する。

 「ポケモンPCマスター」の1人あたりの利用料金は月額1890円。入会初月は無料で、小学生以外も利用できる。なお、無料の体験版をダウンロードし、アンケートに回答すると抽選でノートパソコンなどが当たるキャンペーンを9月20日まで実施するほか、8月31日までに入会すると、プラス1か月無料となるキャンペーンも展開する。