ルネサステクノロジ(ルネサス、伊藤達会長兼CEO)は6月19日、85ミクロン以下と、専用チップとアンテナを搭載した無線ICタグでは世界最薄レベルの「RKT101xxxMU」を開発したと発表した。

 ルネサステクノロジ(ルネサス、伊藤達会長兼CEO)は6月19日、85ミクロン以下と、専用チップとアンテナを搭載した無線ICタグでは世界最薄レベルの「RKT101xxxMU」を開発したと発表した。

 同社は、無線ICタグ用チップと通信用外部アンテナの薄型化技術を開発。チップの厚さを45ミクロン、アンテナの厚さを15ミクロンとし、タグ全体の厚さを最厚部でも85ミクロン以下とすることに成功した。このため、プラスチックカードや紙カードにタグを貼り付けても膨らまない無線ICタグとなる。

 また、ICチップ以外の部分をチップと同じ厚みのシートで覆うことで、無線ICタグの厚みを均一になるよう平坦化。タグの利用時の読み取りなどでかかる負荷を防ぐと同時に低コストでのタグの製造が可能になったという。同社では流通業向けの生産履歴(トレーサビリティ)を手がけるシステム会社などを対象に7月からサンプル出荷を開始する。価格は1つ100円。