パイオニア、HDDが増設できるHDD-DVDレコーダー「スグレコ」3機種

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2006/03/14 21:33

 パイオニア(須藤民彦社長)は3月14日、業界初となるHDDが増設できるHDD-DVDレコーダー「スグレコ」3モデルを4月中旬から順次発売すると発表した。

 パイオニア(須藤民彦社長)は3月14日、業界初となるHDDが増設できるHDD-DVDレコーダー「スグレコ」3モデルを4月中旬から順次発売すると発表した。

 ラインアップと発売時期は、HDD容量が250GBの「DVR-640H」が4月中旬、160GBの「DVR-540H」が4月中旬、VHSビデオ一体型でHDDが160GBの「DVR-RT50H」が4月下旬。価格はオープンで、実勢価格は「640H」が6万5000円前後、「540H」が5万円前後、「RT50H」は6万円前後の見込み。

 3モデルともに地上・BSアナログチューナーを内蔵し、専用の250GB増設用HDDに対応する。増設HDDは専用ケーブルで本体と接続。内蔵HDDと増設HDD間のダビングや増設HDDへの直接予約録画、追いかけ再生にも対応する。

 増設用HDDは、標準モードで106時間、MN1モードでは最大で711時間の録画が可能で、電源はレコーダー本体のオン、オフに連動する。6月下旬に発売し、価格はオープン。実勢価格は2万7000円前後の見込み。

 その他の機能としては、番組内容をダイジェスト再生できる「ダイジェスト ディスクナビ」機能を新たに搭載したほか、操作内容ごとにグリーンとブルーで色分けしたシンプルリモコンを採用した。

 「DVR-640H」はUSB端子を装備し、デジタルカメラから画像(JEPEG)を取り込んでHDDに転送、保存が行える。ピクトブリッジ対応プリンタと接続すれば直接印刷もできる。

 一方、「DVR-RT50H」はボタンを押すだけでVHSからDVDに自動でダビングする機能やHDD、DVD、VHSに2番組同時録画できる機能なども盛り込んだ。