I・Oデータ、LAN接続HDD「LANDISK」を一新、増設eSATA HDDでミラーリングも

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2006/02/22 22:14

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は、ネットワークに接続して複数のパソコンで共有できるLAN接続ハードディスク「LANDISK HDL-Fシリーズ」、ギガビットLAN対応の上位機種「Giga LANDISK HDL-GXシリーズ」を発売する。

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は、ネットワークに接続して複数のパソコンで共有できるLAN接続ハードディスク「LANDISK HDL-Fシリーズ」、ギガビットLAN対応の上位機種「Giga LANDISK HDL-GXシリーズ」を発売する。

 「LANDISK」は ホームユースに絞ってフルモデルチェンジ。ジャーナリングファイルシステムやリモートバックアップ機能を新たに搭載した。

 USBポートを3つ搭載し、USB接続の外付けハードディスクを最大3台増設可能。ファイルサーバー機能に加え、プリンタサーバー機能も搭載し、Windows環境ではプリンタもネットワークを介して共有できる。また、同社の「AVeLリンクプレーヤー」と組み合わせれば、マルチメディアサーバーとしても利用できる。

 専用ユーティリティまたはWebブラウザで設定を変更できる。独自機構と静音ファンにより効率的な放熱で、ハードディスクを長時間使用した際にも温度上昇を抑えるよう配慮した。

 税別価格は、HDD容量160GBモデル「HDL-F160」が2万5300円、250GBモデル「HDL-F250」が2万7400円、300GBモデル「HDL-F300」が3万1700円。出荷予定は3月中旬。

 1000BASE-TのギガビットLANに対応した「Giga LANDISK」は、データ保護機能を強化。2つのUSBポートに加えて、Serial ATA(SATAI/SATAII/NCQ)対応のeSATAポートを1つ搭載し、内蔵HDDと外付けeSATA HDD間でのミラーリング(RAID 1)機能を実装した。ミラーリング構成中は、万が一、内蔵HDDとeSATA接続HDDのどちらか一方が故障しても、正常なディスクからのデータの読み出し、書き込みが可能なため、安心して運用できる。さらに、定期的にミラーリングを構成するディスクに故障がないかチェックする機能や、発見した故障箇所の修復を試みる機能も盛り込んだ。

 ハードディスクは最大3台まで増設可能。eSATA HDD増設時以外も、増設ハードディスクへの「セルフバックアップ」機能、データの誤消去を防ぐ「ごみ箱」機能(Windowsのみ)など、データ保護に役立つさまざまな機能を利用できる。

 税別価格は、HDD容量160GBモデル「HDL-GX160」が3万1700円、250GBモデル「HDL-GX250」が3万4900円、300GBモデル「HDL-GX30」が3万8100円、400GBモデル「HDL-GX400」が5万3000円、500GBモデル「HDL-GX500」が6万7800円。「HDL-GX400」のみ3月中旬、ほか4モデルは3月上旬の出荷予定。

 対応OSは、両シリーズとも、Windows XP/2000/Me/98 SE/98、Mac OS X 10.1-10.4.4、Mac OS 8.1-9.2.2。Mac環境では、Apple Shareによるファイル共有や、Mac OS Xの標準ブラウザ「Safari」もサポート。また、WindowsとMac OSとのファイル共有時、従来機種では起こっていた全角文字の文字化けを解消した。