日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、スマートカードタイプのICカードリーダー機能を搭載したUSBキーボード「USB 日本語版スマートカードキーボード」を発売した。同時にセキュリティ複合ソフト「HP Protect Tools(エイチピープロテクトツールズ)」の提供も開始すると発表した。

 「スマートカードキーボード」は、キーボードにスマートカードを挿入し、カードに埋め込まれたICチップを使ってPC起動時に必要となるパスワードやBIOS管理者パスワードの代わりに利用することで、PCへの不正アクセスを防ぐことができる。

 「HP Protect Tools」は、キーボードでセキュリティ管理を行うために必要なソフトなどを組み合わせ、1つのインターフェイス上で設定できるようにしたソフト。

 「スマートカードでのPC起動時のパスワード管理」、「スマートカードでのBIOS設定・パスワード管理」、共有ドライブへのアクセスなどでの複数パスワードを一括管理、自動入力を行う「クレデンシャルマネージャ」、「セキュリティチップ内蔵PCでのメール、ファイル、フォルダを暗号化機能」――4つで構成する。Webからのダウンロードなどで提供する。

 日本HPでは、「HP Protect Tools」をノートPC用のみに提供してきた。しかし、ソフトが必要となるICリーダー付きのキーボード発売することから、ソフトが利用できる機種をデスクトップPCやワークステーションにまで広げたもの。