エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ、中村維夫社長)は11月24日、子ども向け携帯電話としてキッズケータイ「FOMA SA800i」(三洋電機製)を開発したと発表した。来春をめどに発売する予定。

 キッズケータイ「FOMA SA800i」は、子どもへの配慮と保護をコンセプトに開発。学校や塾の行き帰りで子どもの安全を守る機能として、通常のFOMAサービスに加えて「防犯ブザー」「GPS測位機能」などの機能を加えた。また有害サイトなどへのアクセスを制限する「キッズiモード」にも対応した。

 「防犯ブザー」機能では、端末についているスイッチを引くと100デシベルの大音量アラームが作動し、周囲に危険を知らせる。さらに、あらかじめ登録してある父母などの緊急連絡先に自動音声通話で緊急事態を知らせるとともに、GPSにより現在地を測位してメールで送信されるようになっている。

 端末デザインは、やさしい形の繭をイメージし、アート・クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が担当した。

 NTTドコモは今年9月に「キッズアドバイザリーボード」を設置。子ども向けの商品開発およびサービス展開を推進する。母親の立場として「宣伝会議」編集長の田中里沙氏、犯罪対策専門家の上高家耕一POLICEチャンネル理事兼事務局長、金子郁容慶応義塾大学教授など計5名が来年9月まで2?3か月に1回のペースで、親と子の「安心」「安全」を実現するためのサービスについて考える。