I・Oデータ、ポータブルHDDでウイルス混入、「HDP-Uシリーズ」の一部に

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2005/11/22 13:51



 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は11月22日、同社製のポータブルHDD「HDP-Uシリーズ」の一部製品型番の特定ロットに、ウイルスが混入している可能性があることが確認されたと発表した。

 該当する製品は「HDP-U80」「HDP-U60」「HDP-U40」の3つで、混入の可能性のあるのはトロイの木馬型「WORM_TOMPAI.A」。トレンドマイクロによると、このトロイの木馬は、システムに自身をインストールし、ワーム活動やバックドア活動などを行い情報漏洩させるもので、危険度=低、感染報告=低、ダメージ度=高、感染力=高に分類されている。

 製品にウイルス混入の可能性があるかどうかは、同社のWebサイトで製品の底面に記載されたシリアル番号を入力すれば確認できる。混入の可能性があると確認された場合は、ウイルス対策ソフトを最新の状態に更新し、該当製品を接続したコンピュータのハードディスク全体に対して実施することで確認および駆除が可能。また、該当製品の交換を申し込めば、ウイルス混入の可能性が無いことを確認した製品に交換する。

 この件に関する同社の問い合わせ窓口は、電話番号が「0120-111-056」で、9:30-19:00の間毎日受け付ける。期間は11月22日から12月22日まで。