協和エクシオは11月21日、室内からの漏えい電磁波や侵入電磁波による通信傍受・妨害、不正侵入などを防止するセキュリティ対策用「電磁波シールド」を開発したと発表した。携帯電話や無線LANなど、モバイル環境の普及に伴うセキュリティ対策ソリューションとして販売・施工していく。

 「電磁波シールド」は、アルミや鉄など電気を通しやすい金属からなるシートを天井、壁などに施工し、電磁波を反射させたり、吸収したりすることで電磁波を遮へいする。部屋全体を完全遮へいするには、天井、壁、床、窓ガラスなどに加え、壁のつなぎ目や天井裏などのわずかな隙間も防ぐ必要があるため、施工素材は壁紙をはじめ布、アルミシート、アルミフィルム、ビニールなどを取り揃えた。

 オフィスや各種コンピュータ施設の不正侵入やデータ流出阻止、病院・医療施設、精密機械工場・研究所・ハイテク施設などの機械誤作動防止をはじめ、無線LAN環境構築時のエリア設計に用いることで、一定スペースごとに周波数の有効利用が図れる。施工費用は従来の金属箔を用いた工法に比べ、新設物件の場合で約2分の1、既設物件では約6分の1で済むという。