ヨドバシカメラ(藤沢昭和社長)は11月18日、JR横浜駅西口前に「マルチメディア横浜」をオープンした。早朝からの行列は1階と地下1階合わせて約1000人に及んだが、予定通り9時30分に開店。「マルチメディアAkiba」開店時のような混乱はなかった。

 ヨドバシカメラ(藤沢昭和社長)は11月18日、JR横浜駅西口前に「マルチメディア横浜」をオープンした。早朝からの行列は1階と地下1階合わせて約1000人に及んだが、予定通り9時30分に開店。「マルチメディアAkiba」開店時のような混乱はなかった。


 店長として開店を見届けた松井昭二郎・取締役開店プロジェクトリーダーは、「横浜市を中心にチラシを撒いて告知したが、開店の混乱を避けるため、あえて開店特価の目玉商品を掲載しなかった。それでもこんなに並んでいただいた。人数としてはかなり多いのではないか」と語った。


 地下2階から地上8階までの構成で、売場面積は2万1450平方メートルと関東地区で「マルチメディアAkiba」に次ぐ規模。2万平方メートル以上の大型店舗として、神奈川県内では家電量販業界で最大級。アイテム数は65万品目を揃えた。

 横浜駅と地下道で直結している地下1階では、通行人の気軽な来店を促すために人気商材の携帯電話やデジタルカメラを陳列。パソコン本体は地上1階で販売する。2階は、カメラやカメラ関連機器、時計、3階でパソコン周辺機器を扱う。4階は、薄型テレビやDVDレコーダーなどデジタルAV(音響・映像)機器をはじめ、高機能オーディオやスピーカーなどの「音と映像のフロア」、5階を家電売場とした。

 6階には、幼児など子供連れで訪れる家族をターゲットにゲームソフトや玩具、電子楽器を揃えている。7階には、女性を対象に化粧品や理美容コーナーを設置したほか、ゴルフや靴、眼鏡などの専門店がテナント出店している。地下2階と地上8階は飲食店街で、8階は12月中旬オープン予定。


家族の来店を促すための玩具コーナー(左)
横浜市は坂道が多いとのことから、電動付自転車の品揃えを充実させた(右)


 店長の松井氏は、旗艦店「新宿西口本店」などの店長を務め、「マルチメディアAkiba」の立ち上げにも携わった経験がある。開店に先立って17日に開かれた内覧会では、「初年度の売り上げは、マルチメディアAkibaと同じ500億円を狙う」と意欲を見せた。内覧会には藤沢社長も出席し、「横浜駅は、JR線をはじめ、私鉄やバスなどがあり、1日の乗降客数が約198万人といわれている。そのため、神奈川県全域を商圏とする」としており、「1日平均の来店者数は10万人程度となるだろう」と語った。



白物家電でも、デジタルAV機器と同様、メーカー別に陳列している


ホームシアターコーナーでは、
来店者に迫力感を与えるように複数のスクリーンを用意


今年5月に閉店した三越を改装した「マルチメディア横浜」
外観はあまり変わりないが、エレベーターなど内部は一新されている