ジャストシステム(浮川和宣社長)は11月11日、携帯電話用OS「Symbian OS」に対応する日本語入力システム「ATOK」を開発、提供を開始したと発表した。

 携帯電話用「ATOK」は、PC用の「ATOK」をベースに開発。品詞のつながりなどを考慮して次の単語を予測する「予測入力機能」や「連文節変換機能」など、高度な変換機能を持つ。同社は、これまでもNTTドコモ、auの携帯電話向けに組み込み形式で「ATOK」を提供してきたが、今後、日本でもSymbian OSを使う端末が増えると見て、対応製品を揃えることにした。

 今回、第1弾として、NTTドコモのFOMA端末「FOMA D902i」と「FOMA F902i」に搭載された。「FOMA F902i」で初めて、携帯電話用「ATOK」を採用した富士通では、「メール機能強化を狙った今回の端末で、日本語変換や辞書機能を充実し、使いやすさを最もアピールできると思った」としている。「FOMA D902i」と「FOMA F902i」は11月11日発売。

 Symbian OSは、英シンビアン社が開発した携帯電話向けOS。2003年には、同OSを搭載した電話機が世界で670万台出荷された。