野村総合研究所(野村総研、藤沼彰久社長)は11月7日、携帯電話を使ってワンタイムパスワードを発行し、認証を行うソリューション「SecuSURF SA」を発売した。今後1年間で20社からの受注をめざす。

 携帯電話からパスワードサイトにアクセスし、一度限り有効のワンタイムパスワードを発行。これを使ってログインする認証ソリューション。ユーザーが利用している携帯電話を使うため、サービス提供者側は専用装置やソフトウェアを配布する必要がなく、利用者側も専用装置を持ち歩く必要がない。

 ワンタイムパスワードを使うため、仮にパスワードを第三者に不正取得されても再利用することはできない。さらに他人の携帯電話では、利用者本人のワンタイムパスワードを発行することもできない。主要3キャリアに対応し、既存のシステムにはほとんど変更を加えることなく、セキュリティ強度を向上させることができる。利用料は1ユーザーあたり年間数百円程度。

 同社では、インターネットサービスのログイン認証のほか、モバイルバンキングやATMでの本人確認、また企業内利用として社内LANへのリモート接続時の認証など幅広い需要を狙う。