イーヤマ(勝山和郎代表取締役)は11月7日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は9月末時点で約178億7800万円で、債権者数は約300社。

 近年、パソコンやディスプレイ、周辺機器の価格が下落していたことなどが響き、01年3月期には614億円だった同社の年間売上は、05年3月期で119億円と低迷。新ブランド「e-yama」の展開や固定費の圧縮などで経営改善もすすめてきたが、財務内容が悪化、自主再建を断念した。

 1953年創業の同社は、97年に現在の社名に変更。パソコンの普及にともなってパソコン用のディスプレイやパソコンなどを低価格で販売して事業を拡大した。海外法人も含めてイーヤマグループを形成し「iiyama」ブランドは国内のみならず欧州市場でも知名度が高い。日本ゴルフツアー選手権のイーヤマカップ開催などでも知られている。

 今後については、MCJ(高島勇二社長)との間でスポンサーとしての条件等の協議を進めているという。なお債権者説明会は9日15時から東京都荒川区サンパール荒川で開催する予定。