スプライン、「電子入札」を自動巡回する入札情報検索ソフトを発売

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2005/10/28 10:08



 スプライン・ネットワーク(スプライン、雪野洋一代表取締役)は、シーエスエス(加島秀実社長)と業務提携し、インターネット上に公開されている電子公告、入札予定、落札結果を自動巡回して分野別に表示するソフト「IT営業マン ver3 for Windows」を発売した。

 「電子入札」「電子公告」は、国公省庁、特殊法人、地方自治体の公告手段として普及しており、その数は全国で、電子入札実施49(準電子入札実施 97)、電子公告実施568(05年10月11日現在)にのぼる。入札案件の内容も、ビル建設・土木工事から文房具の物販までと非常に多岐にわたる。しかし現在、各地方自治体での公告には統一フォーマットがなく、入札案件の検索に莫大な時間と労力が必要となっている。

 同製品は、あらかじめ準備してある検索キーワードのチェックボックスを指定するだけで、「電子公告」を検索できるソフト。電子公告、入札予定、落札結果などの必要な情報を検索・収集できる。取得できる入札情報は、土木・建築工事、通信および情報処理、各種設備保守、調査計画・土木・建築等設計コンサル・測量・派遣サービス、文具・印章・事務用機器・医療用機器・教育用機器・教材のあらゆる分野にわたり、従来、案件検索にかかっていた作業を自動化し、手間と時間を削減できる。

 価格は、初年度年間メンテナンス込みで51万4500円。2年目以降年間メンテナンス料金は26万400円。対応OSは、Windows XP/2000。