飛鳥、マルチメディアプレーヤーのプロトタイプを発表

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2005/10/27 11:42



 飛鳥(佐々木泰史社長)は、液晶ディスプレイ付きマルチメディアプレイヤーのプロトタイプ「Tripper V(トリッパー・ヴイ)」を発表した。同社初となる画像ビューア付きフォトストレージで、今後発売予定製品の原形モデル。

 デジカメで撮影した画像をメモリーカードからハードディスクに移すフォトストレージ機能に、液晶画像ビューワーや音楽再生機能を搭載したもの。また、静止画だけでなく、MPEG2やDivXなどの動画の再生が可能で、家庭用TVと接続して映像を大人数で楽しむこともできる。

 3.5インチTFT液晶VGAディスプレイを搭載し、コンパクトフラッシュとマイクロドライブ、SD、miniSDカードに対応。40GBまたは20GBのハードディスクを内蔵する。重さは約280gで、連続コピー使用時間は120分以上。対応フォーマットは動画がMPEG2/4、WMV、DivX、音声がMP3、WMA、AAC、AC3。

 なお「Tripper V」は、東京ビッグサイトで10月29日まで開催している「WPC エキスポ2005」の特設コーナー「デジタルフォトパーク」にも参考出品されている。