タワーレコードと米ナップスター、定額制の音楽配信事業を来春開始へ

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2005/10/25 17:10



 タワーレコード(伏谷博之代表取締役社長)と米国の音楽配信大手のナップスター(米カリフォルニア州、クリス・ゴログ会長兼CEO)は、10月20日付けでナップスタージャパンを設立。来春をめどに音楽配信事業を開始すると発表した。

 タワーレコードでは「現時点で具体的なサービス内容について発表できるもはない」としながらも、音楽配信サービスとタワーレコードの店舗との関係については「ネットでは気軽に買える利便性を提供し、そこで出会ったアーティストのパッケージを店頭で買っていただく、というような相乗効果を狙っていきたい」(広報担当)としている。

 ナップスタージャパンの代表取締役社長には、タワーレコードの伏谷博之社長が就任。資本金は2億4000万円、25名程度の従業員でスタートする。出資比率は、タワーレコードが53.5%、米ナップスターが31.5%、日興プリンシパル・インベストメンツ(城戸一幸代表取締役社長)が15.0%。