ラオックスの東京・秋葉原地区の旗艦店「ザ・コンピュータ館」(ザ・コン館)が8月26日10時、リニューアルオープンした。同時に、隣接するビルに、全フロアMac・iPod関連商品で構成するMAC専門店「The Mac Store」を開店。台風一過の青空の下、多くのユーザーが両店を訪れた。

 ラオックスの東京・秋葉原地区の旗艦店「ザ・コンピュータ館」(ザ・コン館)が8月26日10時、リニューアルオープンした。同時に、隣接するビルに、全フロアMac・iPod関連商品で構成するMAC専門店「The Mac Store」を開店。台風一過の青空の下、多くのユーザーが両店を訪れた。


●「ザ・コン館」再起動、提案型店舗を目指す

 今回のリニューアルでは、PC利用者層の裾野が広がり、ユーザーのニーズが変化してきたことを受け、「再起動」をコンセプトに「初心者からマニアまでユーザーフレンドリーな店」を目指した。その理由1つを、同社の山下 巌広報IR室室長は、「PCという製品自体ではなく、たとえば『ネットトレードに最適なパソコンが欲しい』など、パソコンでできることに魅力を感じて買い求めるユーザーが増えてきた」からだと説明した。

 こうした多様な客層に対応するために、取り扱い範囲をデジタル関連商品すべてに強化。また、生活者の目線に立った提案型の店づくりを目指した。たとえば、1階のデジタルオーディオコーナーでは、プレーヤー本体とともにヘッドフォンやアクセサリを豊富に展示。ヘッドフォンの視聴コーナーも用意し、「『電車通勤派にはイヤーフィットタイプ』『オフィスで聴く派にはノイズキャンセルタイプ』など、シーン別でヘッドフォンを変えるとより楽しめるといったような、生活スタイルを提案していく」(同)という。


●ユーザー層をさらに広げる新たな試みも

 また、新たな試みとして、5階のPCソフトフロア内に丸三証券と業務提携のもと「ネット株トレーディング体験ブース」を設置。エスカレーターそばに2台、プロジェクターコーナー脇に1台の専用パソコンを設置し、ネットを使った株取引の実際の画面を体験できるようにした。さらに4階にはロボットコーナーを新たに設置、早くも人だかりができていた。ロボットからパソコンという流れも作りたい考えだ。

 このほか、1階から6階まで全フロアとも品揃えを拡充、とくに2階のPCサプライコーナー、1階のデジタルカメラ・デジタルオーディオとそのサプライなどは品揃えが豊富だ。



●約1年半ぶりに秋葉原に「復活」したMac専門店「The Mac Store」

 ザ・コン館のリニューアルは今回が3回目。「コンピュータに関してないものはない」をコンセプトに店作りを進めてきたが、取り扱う商品数が次第に増え手狭になったことから、1995年にMac専門店「ザ・コンピュータMAC館」を立ち上げた。その後、Mac館は閉店しザ・コン館に吸収された。

 その「ザ・コンピュータMAC館」があった場所に再度オープンしたのがMAC専門店「The Mac Store」。iPodのヒットや音楽配信サービスの開始などで注目が高まってきたことから復活、名称も一新した。山下氏は、「MacとWindowsでは正直、ユーザー層がまったく違う。デジタルオーディオ関連などザ・コン館とMac Storeの両方で取り扱っているものもあるが、Mac専門店で買うステータスを求める人も多い」と、新たなMac専門店に期待する。