NEC(金杉明信社長)は8月25?26日の2日間、JR秋葉原駅前にある超高層ビル「秋葉原ダイビル」のコンベンションホールで「Expressサーバー」を中心とした展示イベント「クラサバ市場in秋葉原」を開催している。同社は、実際にサーバーに触れる展示会を各地で開催しているが、秋葉原ダイビルで行うのは春に続いて2回目。

 同社は、秋葉原電気街内の神田明神通り沿いに、アンテナショップの役割を果たす直営店「クラサバ市場秋葉原店」を6月25日から出店している。クライアント・サーバ販売推進本部の塩津進・クラサバ市場秋葉原店店長は、オープンから2か月が経過し、「現段階で1000人程度のお客さんが訪れた」と述べており、「そのうち、商談に結びついたというケースが多く出てきている」と自信をみせる。そのため、「これまでに店を訪れたものの購入しなかったお客さまが、今回のイベントを来場して当社製品への購入意欲が湧いたり、今回のイベントに訪れたパートナー企業や顧客企業が、さらに詳しい説明を望んでショップを来店することなどが期待できる」と、イベントと直営店の相乗効果でパートナーの掘り起こしや新規顧客の開拓などの期待を語った。

 イベントは、「見て、触れて、納得できる“見”体験ゾーン」をテーマに、ブレードサーバーや水冷式サーバー、情報漏えい対策を切り口とした製品およびシステムなどを展示。スリムサーバーの「Gモデル」や4wayサーバー、1Uハーフラックサーバー、ftサーバーなど同社の「こだわり製品」のコーナーも設けた。

 情報漏えい対策ソリューションでは、シンクライアントシステムとしてネットブート型の「Ardence」や画面転送型の端末「TC?Station」などのブースを設置。「Ardence」は、PCのディスク部分のみをサーバーに集約するシステムで、これまでのシンクライアントがシンクライアント専用端末なのに対し、Ardenceは、通常のPCを端末として利用できる。パッチあてやデータ保存が一括管理できる。

 塩津店長は、「ネットブート型のシンクライアントは、大学の研究機関などから問い合わせが多い」(塩津店長)と語る。加えて、「クラサバ市場秋葉原店は、東京大学の秋葉原キャンパスと本郷キャンパスの途中にあることなどから、大学の関係者が訪れることも多い」ため、ショップ内にもシンクライアントコーナーを24日から設置したという。

 今回のイベントでは「クラサバ市場」のほか、MFP(マルチファンクションプリンタ)の「bizhub」を中心としたドキュメントソリューションを展示した「マルチナ市場」も同じ会場で開催。台風による大雨にもかかわらず来場者は多かった。