ラオックス、ザ・コン館が再起動で一時閉店、秋葉原のランドマークに何が?

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2005/08/25 13:32



 ラオックス(本多利範代表取締役社長)は、東京・秋葉原の旗艦店舗である「ザ・コンピュータ館」を「再起動」のため8月24日から一時閉店している。着々と再開発が進む中、つくばエクスプレスが開業したばかりの秋葉原で、同社がどんな手を打ってくるのかが注目されている。

 同社は先ごろ、丸三証券との業務提携により「ザ・コン館」店内に、丸三証券のネットトレードブースの開設を発表、さらに隣接する店舗をMAC専門店「The Mac Store」としてリニューアルオープンすると発表したばかり。ここにきて動きが急だ。

 同社によると「ザ・コン館」のリニューアルについて「詳しいことはまだ明らかにできないが、周辺機器をはじめ全体に非常に力を入れて完全リニューアルをはかる」という。また「The Mac Store」に関しても「1階はアップルストアに近いイメージで展開し、その上階でアクセサリなどを扱う構成になる」(広報)としている。

 店頭に張り出されたポスターによると「1989年のオープンから16年ぶりに これからのコンピュータライフのニューコンセプトを引っ下げて 完全リニューアル」とあり、かなり大規模なリニューアルが行われるものと思われる。秋葉原のランドマークとも言える「ザ・コン館」がどんな「再起動」を遂げるのかを見守りたい。

 なお、「ザ・コンピュータ館」「The Mac Store」のリニューアルオープンは8月26日の午前10時となっている。