NTTデータ(浜口友一社長)は8月10日、カメラ付携帯電話やウェブカメラでテレビ、新聞、雑誌、ポスター、チラシなどの媒体の画像やバーコードを撮影して詳細情報を表示できるシステム「パッとび」を開発、同日から販売開始したと発表した。

 利用者は、NTTドコモのFOMAシリーズほか一部機種で「パッとび」のアプリケーションをダウンロード。このアプリを起動して、携帯電話で商品に印刷された電子透かしやJANコードを撮影すると目的のサイトにパッと接続でき、より詳細な商品情報を見ることができる。カタログなどからコマースサイトに誘導することも可能。観光地の看板などでは、音声情報で詳細な説明を視聴することもできる。

 今回、TDKコア(須藤勝味社長)は、発売するDVD「キャイ?ンLIVE2005キャイ?ンがシークレットライブまたやりました。」のプロモーションとして「パッとび」を初採用した。DVDのパッケージに印刷されているJANコードをカメラ付携帯電話で撮影するとDVDの映像のダイジェストを見ることができる。

 TDKコアは、消費者が気になるDVDのダイジェストを「携帯電話で気軽に見てもらえるのは画期的」(TDKコア・清水陽プロデューサー)としており、今後は、DVDをはじめとしたプロモーションで「商品内容を伝えるツールとして積極的に採用していく」(同)方針を示した。

 「『パッとび』を使えば、ASPで手軽にDVDを試聴できるシステムを提供できる」(NTTデータ・吉田英樹・ビジネスソリューション事業本部セキュリティサービスユニット・パッとびチーフプロデューサー)など、今後も各方面での採用に向けて開発に力を入れていく。