首都圏新都市鉄道(高橋伸和社長)とインテル(グレッグ・ピアーソン/吉田和正共同社長)、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP、小林忠男社長)の3社は7月14日、「つくばエクスプレス」内で乗客が無線LANを利用できるようにするためのトライアル(実験運用)を共同で実施すると発表した。


 首都圏新都市鉄道(高橋伸和社長)とインテル(グレッグ・ピアーソン/吉田和正共同社長)、NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP、小林忠男社長)の3社は7月14日、「つくばエクスプレス」内で乗客が無線LANを利用できるようにするためのトライアル(実験運用)を共同で実施すると発表した。

 トライアルでは、NTTBPが列車内でインターネットが利用できるように特別に構築した無線LAN技術を活用。ネットワークを列車内と駅舎などに設置する。開業当初は、秋葉原や浅草駅、北千住駅など主要9駅の公衆無線LANを整備、今年秋頃に20駅すべての駅で提供する。

 首都圏新都市鉄道の高橋社長は、「『つくばエクスプレス』をITを駆使した“ITエクスプレス”として認識してもらいたい。列車内で無線LANを利用できるということが日本で実現できれば画期的なものになる」とアピール。NTTBPの小林社長は、「チャレンジではあるが、無線LAN環境が実現できれば、他にはない先進的なサービスとなる」ことを示した。

 またインテルの吉田社長は、「無線LANの利便性は、消費者に浸透しつつある。無線LAN環境をさらに広めていくことが、デジタル技術によってつながれた豊かなコミュニティを形成する『デジタル・シティ』の実現に必要となる。そういった点では、今回のトライアルは大きな意味を持つ」と語った。

 今回のトライアルは近い将来の商用化を視野に入れたもの。「3年後などという長い期間で事業化を計画しているわけではない」(NTTBPの小林社長)と、できるだけ早急にサービスとして提供することに意欲を燃やした。

 なお、つくばエクスプレスは、秋葉原とつくば間を結ぶ新列車で8月24日の開業を予定している。