富士フイルムイメージテック(佐藤好司社長)は、顔写真入りIDカード即時発行システム「IDカードスタートアップキット」を7月15日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は100万円を切る程度になる見込み。年間1000セットの販売を目指す。

 新製品は、IDカード即時発行ソフトウェア「IDエキスプレス」とデジタルカメラ「FinePix S20Pro」、カード発行機で構成する顔写真入りIDカード即時発行システム。これまで撮影・レイアウト・カード発行などは、同時に複数のソフトウェアを使う必要があったが、撮影からカード発行まで一括でコントロールし、簡単にカードを発行できるようになる。

 初心者でも簡単に操作できる省スペース・オールインワンタイプで、富士写真フイルム(古森重隆社長)の画像処理ソフト「Image Intelligence」を搭載した新開発のソフト「IDエキスプレス」によって、自動で人物の顔抽出・トリミング・色補正を行う。また、ログインID・パスワードで起動する「操作者権限機能」を搭載することで高いセキュリティを実現するとともに、撮影から最短1分以内でカードを発行できるようになった。これにより、カード発行にともなう送付作業やコストを削減することができる。

 同社では、社員証や学生証だけでなく、スポーツジムの会員証・イベントでの入場カードなど、IDカード発行のあらゆる用途で提案していく考え。