日本SGI(和泉法夫社長)は、自動車など製造業向けビジネスの強化の一環として、多様なニーズに対応した最適なデザインレビューシステムの構築を行う「デザインフロー・コンサルティング・ビジネス」を開始する。

 バーチャルリアリティ分野の最新技術として注目されている「拡張現実感(AR:Augmented Reality)」の技術によって、ハイビジョンの実写映像とコンピュータグラフィックス(CG)の高度な融合を実現した最新デザインレビューシステムを採用した。

 同システムを利用すると、たとえば、自動車メーカーでは新車の開発・設計段階にハイビジョンカメラでリアルタイムの実写風景を取り込み、そのなかに開発中のバーチャルな車の映像を、限りなく実写に近く融合させて表示させることができる。

 また、実在の車を映した映像とCGによるバーチャルな車を1つの映像のなかで違和感なく合成させて表示し、比較検討することもできる。このため、より現実に近い映像による効果的なデザインレビューが可能となり、従来のモックアップやクレイモデルなどを利用して行っていたレビュー工程よりも、開発期間や工程の短縮、デザイン品質の向上を図ることができる。

 同社では、ハイビジョンの実写映像とCGを高品質に融合し、PC環境による低価格化を実現したことで、デザインレビューシステムの新たな需要を開拓し、市場の拡大を図っていく方針。さらに今後は、最先端技術によるソリューションを拡充し、製造業各社の個別ニーズにより最適に対応できるトータル・サポートを提供していく。