富士通研究所、一般のWebサイトからRSSを自動生成して共有するRSSシステム

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2005/07/12 10:34



 富士通研究所は、Webサイトの更新情報を自動抽出することで、最新のWeb情報を簡単に閲覧・検索・共有できるRSSシステムを開発した。これによって、RSSで記述されていないサイトを含め、Webに掲載される最新の情報を迅速、効果的に利用できるようになる。

 今回開発したRSSシステムは、Web更新情報の収集を自動化し、業務に活用できる最新Web情報を簡単に閲覧・検索・共有する機能を提供するもの。システムは、RSSリーダーとRSSサーバーからなるハイブリッド構成。

 具体的には、RSSリーダーにWebサイトの更新情報をタイトルや更新日時などの見出し記事として一覧表示。興味のある記事をクリックすると、その内容がブラウザに表示される仕組み。収集サイトの登録や、検索キーワードの登録、記事の共有もワンアクションで簡単に行えるのが特徴。

 一方のRSSサーバーでは、HTMLで書かれた一般のWebサイトから自動的にRSSを生成する技術を開発した。これによって、RSSで記述されてないサイトを含めた最新のWeb情報をRSSリーダーからワンストップで利用できる。また、ユーザー間で有用なRSS情報を共有する機能や、複数のサイトを横断的に検索する機能を搭載しており、最新のWeb情報を効果的に利用できる。