日本デジタル研究所(JDL)は、クライアントのデータを会計事務所でバックアップし、会計事務所を「データセンター化」する2つのシステム、「JDL ND ストレージ」「JDL ネットバックアップ」(いずれも特許出願中)を販売開始した。価格は、「JDL ND ストレージ」が7万3500円、「JDL ネットバックアップ」が3万1500円。

 経営管理などに直結する会計データは消失することが許されない情報だが、PCでは些細なトラブルでデータを消失する危険をはらんでいる。また、バックアップをとるにしても、作業が日々必要だった。

 開始する「JDL ND ストレージ」は、会計事務所のネットワークサーバーで運用するもので、会計事務所がクライアントの元本データを一元管理する。クライアントの同社製品「JDL IBEX 出納帳4」の起動・終了にあわせてインターネットを通じて自動的にデータを提供・登録するため、会計事務所のネットワークサーバーがデータセンターとして機能、クライアントはデータ管理を会計事務所に完全に任せることができる。データはクライアントのPCにも登録されるため、常に会計事務所とクライアントの双方でデータを多重保全する環境を構築する体制をとることができる。

 一方、会計事務所では、クライアントのデータがインターネットを介して日々更新され、リアルタイムにクライアントの財務状況を把握できるメリットがある。このため、データ内容の監査やアドバイスの提供をタイムリーに行える。

 「JDL ネットバックアップ」は、クライアントが「JDL IBEX 出納帳4」の処理を終了すると、そのバックアップデータを電子メールを利用して会計事務所に自動送信するシステム。スタンドアロンコンピュータでも利用できるため、ネットワークサーバーをもっていない会計事務所でも、データセンターとしてクライアントのバックアップデータを管理・保管できる。

 このほか同社では、会計事務所向けに、データをインターネットを通じて堅牢なデータセンターに保管する「JDL ネット会計ストレージサービス」も提供している。