オリエント測器、HDD破壊機器など情報漏えい防止製品のラインアップを拡充

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2005/06/28 21:02

 オリエント測器コンピュータ(伊藤智章社長)は6月28日、ハードディスクドライブ(HDD)のデータ消去ソフト「ブラックホールデッド」と、HDD自体を物理的に破壊するハードウェア「コンボーFBI」を発表した。「ブラックホールデッド」は8月1日、「コンボーFBI」は9月1日に発売。<br />


 オリエント測器コンピュータ(伊藤智章社長)は6月28日、ハードディスクドライブ(HDD)のデータ消去ソフト「ブラックホールデッド」と、HDD自体を物理的に破壊するハードウェア「コンボーFBI」を発表した。「ブラックホールデッド」は8月1日、「コンボーFBI」は9月1日に発売。

 「ブラックホールデッド」は、パソコン内のHDDのリカバリ領域を残しながらデータを消去することが可能なソフト。一方、「コンボーFBI」は、HDDに磁力を当てることでデータを消去し、その後HDDに穴を開けて物理的にHDDを破壊するハードウェア。消去から破壊まで、スタートボタンを押すだけで自動的に行うことができる。

 伊藤社長は、「個人情報保護法の施行で、データを“完全に”消去したいというニーズが強まっている。『コンボ?FBI』は、磁力によるデータ消去と物理的なHDD破壊という2つの方法を用いることで完全にデータを消去できる」と自信を深めている。