千葉工業大学(千葉県習志野市、本岡誠一学長)は22日、富士通(黒川博昭社長)の「非接触型手のひら静脈認証技術」と大日本印刷(北島義俊社長)の「Felica 対応デュアルインターフェースJavaカード」を採用した学生証を大学では世界で初めて本格的に導入すると発表した。<br />


 千葉工業大学(千葉県習志野市、本岡誠一学長)は22日、富士通(黒川博昭社長)の「非接触型手のひら静脈認証技術」と大日本印刷(北島義俊社長)の「Felica 対応デュアルインターフェースJavaカード」を採用した学生証を大学では世界で初めて本格的に導入すると発表した。

 千葉工業大学では、すでに今年4月から学生証として多機能ICカードの発行を開始している。今後は、発行済みの多機能ICカードの学生証に、各学生の手のひら静脈データの情報を取り込み、本人確認ができるようにする。全ての学生と、教職員向けの教職員証を対象としている。

 7月1日からは、情報キオスク端末に学生証を挿入してから、静脈の読み取り装置に自分の手をかざし、コンピュータがカードのデータと本人確認を終えると学生番号、所属学部、成績情報などの個人情報が表示される仕組みになっている。システムは富士通が構築し、カードの発行は大日本印刷が行う。

 「大学は、学生情報、成績などレベルの高い個人情報を扱っている」(小川靖夫教務課長)ことから、情報セキュリティの強化を図ることを目的にしている。さらに学生には、「個人情報とは何か、誰が保護するのかなど、プライバシーを守りつつ有効な情報を流通させるためのセキュリティを考える教育」も含んでいる。