日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小田晋吾社長)は、CAD・デザイン市場向けA2プラスサイズ対応大判インクジェットプリンタ2機種を5月31日から順次発売する。

 ラインアップは、CADなどのテクニカル市場向けエントリーモデル「HP Designjet 70」(HP Directplus価格12万6000円、5月31日発売)と、デザイン・グラフィック市場向けのエントリーモデル「HPDesignjet 90r」(同13万6500円、6月上旬発売)。

 「HP Disignjet 70」は、顔料系ブラックインクを採用し、精細な図面をシャープに印刷できるのが特徴。また、戸建住居の設計などに使用頻度の高いA2カット紙が連続給紙できるA2プラストレイを搭載して利便性を高めた。大判プリンタながら奥行き420mm(本体のみ)のコンパクト設計で、机の上に置くことも可能。

 一方、「HP Designjet 90r」は、独自インク「Vivera(ビベラ)」を採用し、忠実で鮮やかな色再現性と約82年の高い耐光性・保存性を実現した6色プリンタ。ポスター、POPなどの用途でニーズの多いロール紙対応ユニットを標準搭載する。

 両機種共通の特徴は、(1)軽量・コンパクト設計、(2)低価格、(3)A6?A2プラスまで対応、(4)印刷前に実際に出力するデータを確認できる新機能「印刷プレビュー機能」を搭載、(5)1つのピクセルにインクを複数回ドロップするHP独自テクノロジーを採用、(6)Windows、Macintosh対応ドライバ標準付属――など。

 また、新製品と既存製品の一部を対象とした「HPグラフィックスプリンタお試しキャンペーン」と「HP Designjet 30/90r/130 Directplus専用台数限定キャンペーン」を実施する。

 同社は、これまで販売してきたA1以上の製品に加えて、今回、同社初のA2プラス対応モデルを発売し、大判プリンタの製品ラインアップを強化する。価格や設置場所などの問題から購入を控えていた層での需要の拡大を目指す考え。