ソニーマーケティングは、小型HDVカムコーダーのプロフェッショナルモデル「HVR-A1J」を9月に発売する。価格は27万8250円。

 新製品は、映像記録フォーマット「HDV規格」1080i方式に対応した映像制作業務用HDVカムコーダー。民生用デジタルHDビデオカメラレコーダー「HDR-HC1」をベースに、(1)確実な音声収録を実現する「XLRタイプオーディオコネクター」、(2)撮影した映像素材の管理を効率化する「タイムコードプリセット」、(3)映像制作業界で広く使用されている「DVCAMフォーマット」での記録──など、プロの現場で必須の基本機能を追加した。

 撮像素子には、HD対応の新開発CMOSセンサー(総画素数297万)を搭載。また、CMOSセンサーの性能を最大限に引き出し、画質の向上を実現する「フルスキャン(全画素読み出し)モード」や、フィルム映画のような雰囲気を生み出す「シネマトーンガンマ」「シネフレーム」など、プロフェッショナルレベルのHDコンテンツの制作を支援する多くの機能を搭載している。

 このほかの特徴は、(1)HDV1080i方式だけでなく、DVCAM/DV(SP)フォーマットでの記録再生も可能、(2)手ブレ補正OFF時に、CMOSセンサーの画素を常時すべて使用する「フルスキャンモード」を選択でき、より鮮鋭な映像を撮影可能──など。

 HDV1080i方式は、上位モデル「HVR-Z1J」でも採用され、HD映像の記録メディアに従来のDV規格のカセットテープを利用できるという利便性の高さから、市場で普及が進んでいるフォーマット。「HVR-A1J」がラインアップに加わることで、HDCAMをメインカメラとするニュース取材やドラマ撮影におけるHDサブカメラの選択の幅が広がることから、同方式のさらなる普及が見込まれる。