NECは、ビジネス向けノートPC「VersaProシリーズ」10機種、デスクトップPC「Mateシリーズ」11機種、計21機種の販売を開始した。

 ビジネス向けノートPC「VersaProシリーズ」には、軽量化とともにセキュリティ機能を大幅強化させた14.1型モバイルノート(大画面タイプ)を投入。A4オールインワンモデルと同等の性能を維持しながら従来比約21%の低価格化を実現。同時に従来比で約13%軽量化した。

 万一の置き忘れや盗難時には、第三者によって内部データが抜き取られ、閲覧されないようセキュリティチップを搭載。メールやファイルの暗号化やなりすまし防止を図っている。さらに、BIOSレベルでUSBポートを利用禁止にできるなど、情報漏えいに対するセキュリティを強化した。

 このほかの特徴は、(1)NECの指紋認証技術を利用したライン型指紋認証センサが内蔵可能、(2)同センサの価格を従来価格から約48%低価格化、(3)情報漏えい対策ソフトウェア「InfoCage/モバイル防御」をオプションで提供。データの暗号化やWindowsのロック機能、USBメモリ鍵が利用可能となる――など。

 一方、デスクトップPC「Mateシリーズ」では、最新テクノロジ「Windows XP Professional x64 Edition」をいち早く搭載したスリムタワー型(高拡張性タイプ)を商品化。動画処理などの大容量データを取り扱う業務のパフォーマンス向上を実現した。またウイルス駆除ソフト「McAfee VirusScan Enterprise 8.0J」を標準添付する。また、7月出荷予定のサーバー不正アクセス対策ソフト「ServerW@ll Ver4.0」ではセキュリティチップに対応し、システム全体でのセキュリティ対策強化も可能となっている。

 さらに保守サービスでも、「情報漏えい防止対策強化版保守パック」メニューを新規に設定した。HDD交換をする際はユーザーにHDDを渡すか、NECがセキュリティガードを施してからHDDを持ち帰り、後日報告書を発行するかを選択できる。これによって保守対応時のHDD再利用がないことを保証し、HDDからの情報漏えい防止をユーザーが確認することができる。

 さらに、「標準保証拡張キット(有償)」を新規にメニュー設定。3年間の電話診断付翌営業日出張修理サービスを定額で提供するもので、電話診断では、ユーザー状況をヒアリングし、障害の原因を切り分けて解決に向けたアドバイスや修理の手配を行う。障害におけるダウンタイムを極小化することができる。