コトヴェール、国内初、漏えい電磁波を測定限界以下に抑えたパソコン

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2005/04/15 18:59



 コトヴェール(岡野義昭社長)は、漏えい電磁波を抑制し、電波暗室などでの測定補助機材や、各種観測機器・測定機器の補助機材として最適なパソコン「LEP-770E」を5月に発売する。

 情報を含んだ漏えい電磁波を抑制する姉妹製品「LEP-770T」より、パソコンから放射する不要な電磁波を大幅にカット。電磁波防止フィルタ「Noise Killer」を搭載し、漏えい電磁波を通常のEMCサイトでの測定限界以下に抑えた。対象製品の測定時に、パソコンから発生する電磁波に影響を受ないため、電波暗室内での測定補助機材としても効力を発揮する。

 さらに、測定時の故障リスクを軽減するため、きょう体に高シールド性マグネシウムを採用し、防じん・防滴・耐震・耐衝撃といった耐環境設計を施した。OSにはWindows XPをプリインストール。XGAの14.1型TFTカラー液晶ディスプレイを搭載する。

 なお、同社は、4月20日からの22日まで幕張メッセで行われる「第18回EMC・ノイズ対策技術展」で新製品を展示発表する。22日の出展社セミナー「国内初:漏えい電磁波を抑制したクリーンなPCが拡げる新たな世界」では、詳しい製品紹介も行う予定。