ナナオ(本社・石川県、実盛祥隆社長)は、業務用のカラー液晶モニタ3機種を発売する。新製品は、病院など各種施設の受付業務や、情報検索の端末用タッチパネル装着カラー液晶モニタ2機種「EIZO FlexScan L760T-C/L560T-C」と、DTP/プリプレスなど各種グラフィックス用途に適したキャリブレーション対応カラー液晶モニタ「EIZO ColorEdge CG210」。価格はいずれもオープンプライス。

 タッチパネル装着カラー液晶モニタは、広視野角でハイコントラストの19型液晶パネルに、タッチ耐久性に優れたアナログ容量結合方式のタッチパネルを装着した。登録端末やチケット販売などの機器に組み込む液晶モニタとしても利用できる、19型の「L760T-C」(4月20日発売)は、美術館や無人交番など、多くの機能やサービスを盛り込みたいという要望に、大画面で高解像度の環境を提供する。

 同じく17型の「L560T-C」(6月発売)は、各種情報検索端末の多機能化に応える17型の大画面と高解像度対応で、既存の15型サイズからの置き換えを促進していく。

 両機種ともに、アナログ容量結合方式のタッチパネルを採用。モニタ上のパネルセンサーの四隅から均一に電圧をかけ、指が触れると四隅からの距離に比例した電荷荷重の変化量を測定して、座標を計算する方式を採用した。反応速度が高く、タッチ耐久性にすぐれ、水・油・埃などの異物に反応しないことが特徴。

 キャリブレーション対応の21.3型カラーマネージメント液晶モニタ「EIZO ColorEdge CG210」(5月20日発売)は、「ColorEdge CG21」(03年5月発売)の後継モデルとして、自社開発の最新画像制御ICチップ(ASIC)によって、滑らかな階調表現と自動縦表示を実現したモデル。画面を斜めから見たときの色調変化が少ない低色度変位タイプの液晶パネルを採用し、専用のキャリブレーション・ソフトウェアを搭載するなど、高精度のカラーマネージメントが要求されるグラフィックス市場向け専用のカラー液晶モニタとなっている。

 主な特徴は、(1)画像データをモニタ内部で14bit処理することで、正確な色演算処理を実現、(2)生産時に1台ごとにガンマ値を測定・調整することで、ばらつきの少ない極めて滑らかな階調表示を提供、(3)10bitルックアップテーブルを使ったハードウェア・キャリブレーションに対応、(4)専用のキャリブレーション・ソフトウェア「ColorNavigator」を標準添付、(5)パネル部を縦へ回転させるだけで、画像も自動的に縦表示に変わる「ActiveRotationII機能」を搭載、(6)大画面、広視野角で、色度変位の低いIPS方式の液晶パネルを採用――など。