富士通は、企業向けノートパソコン「FMV-LIFEBOOKシリーズ」の新ラインアップ全9シリーズ18機種を4月12日に発売した。価格は、A4エントリー機「FMV-C8200」(5月中旬出荷)のカスタムメイド最小構成の場合で12万6000円。

 従来カスタムメイドで提供していたセキュリティチップを全機種に標準搭載。暗号化された機密文書を開く際に必要となる鍵を同チップで管理することで、機密文書が不正にコピーされた場合も、暗号化されたデータが復元できないようにした。

 さらに、あらかじめサーバーに登録したパソコンに対してだけネットワークへの接続を許可する「機器認証機能」にも対応。不要なポートを無効にして、データの不正な持ち出しを制限する「Portshutter(ポートシャッター) V1 rel.2」を全機種に標準添付するなど、セキュリティ機能を大幅に強化している。

 また、指紋センサーや非接触ICカード技術方式「FeliCa」対応のリーダ/ライタを内蔵可能なシリーズを拡充し、パソコン廃棄や譲渡の際にハードディスク上に記録されているデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」を全機種に標準添付するなど、さまざまな利用シーンで有効となるセキュリティ機能を用意している。

 このほかの特徴は、(1)パソコン廃棄や譲渡の際に、ハードディスク上に記録されているデータの流出を防ぐ「ハードディスクデータ消去ツール」を全機種に標準添付、(2)なりすましが困難なため個人の特定に優れ、また指一本で手軽に認証できる指紋センサーの搭載可能な機種を、従来の3シリーズから大幅に拡充、(3)とくに持ち運び運用が見込まれるB5ファイル・モバイル機「B8200」では指紋センサーを標準搭載、(4)従来1シリーズのみの対応だった非接触ICカード技術方式「FeliCa」対応の内蔵型リーダ/ライタを、モバイル機を含む6シリーズに拡充――など。

 本体には、最新チップセット「モバイル インテル 915GM Express」や「モバイル インテル 910GML Express」を搭載した機種を提供する。また、従来のPCカードスロットの約2倍のデータ転送速度をもつ先進のExpressCardスロットを装備し、将来の拡張性にも備えた。