松下、プラズマと液晶の新製品9機種、消費電力も「37型で従来比35%減」

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2005/04/06 21:17

 松下電器産業(中村邦夫社長)は4月6日、プラズマと液晶テレビ「ビエラ」合計9機種を5月1日に発売すると発表した。来年度国内のプラズマテレビ市場で50%以上、プラズマ、液晶の32型以上の薄型テレビ市場で全体の30%以上のシェアを狙う。生産力強化に向けては、兵庫県尼崎市に建設中の尼崎プラズマ第3工場によって、06年には年産480万台に拡大させる計画。

 松下電器産業(中村邦夫社長)は4月6日、プラズマと液晶テレビ「ビエラ」合計9機種を5月1日に発売すると発表した。来年度国内のプラズマテレビ市場で50%以上、プラズマ、液晶の32型以上の薄型テレビ市場で全体の30%以上のシェアを狙う。生産力強化に向けては、兵庫県尼崎市に建設中の尼崎プラズマ第3工場によって、06年には年産480万台に拡大させる計画。


 牛丸俊三・執行役員パナソニックマーケティング本部本部長は、「37V型以上の大画面はプラズマ、32V型以下の中小型は液晶という薄型テレビの戦略をさらに強化していく」方針を示した。今後の販売戦略については、「映画をみるならプラズマです」をテーマに、店頭でのプラズマテレビの陳列と家庭のリビングでみた場合の照度の違いによるプラズマの優位性を訴えていく。消費電力も「37型で従来比35%減」を実現したという。

 価格はすべてオープン。予想価格は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンのプラズマテレビ50V型が65万円前後、42V型が50万円前後、37V型が40万円前後。

 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンの液晶テレビは、スタンダードタイプの32V型「TH-32LX50」が30万円前後、26V型が25万円前後、23V型が20万円前後、19V型が16万円前後、高機能型の32V型「TH-32LX500」は35万円前後、26V型が30万円前後となっている。