3月3週(3月21日?27日)、デジタルカメラ製品別ランキングでキヤノンの「IXY DIGITAL 600」が、前週・前々週の2位をから順位を上げ、発売3週目でついに1位に踊り出た。1月?3月に発売された各メーカーの春モデルのなかで、初のトップを獲得。ここ3か月ほど、1位を守り続けてきた「IXY DIGITAL 50」も僅差で2位をキープし、「IXY」シリーズの強さを見せつけた。

デジタルカメラ・製品別シェア推移

        ■キヤノン「IXY DIGITAL 600」
        ■キヤノン「IXY DIGITAL 50」
        ■松下「LUMIX FX7 シルキーシルバー」

 3月3週(3月21日?27日)、デジタルカメラ製品別ランキングでキヤノンの「IXY DIGITAL 600」が、前週・前々週の2位をから順位を上げ、発売3週目でついに1位に踊り出た。1月?3月に発売された各メーカーの春モデルのなかで、初のトップを獲得。ここ3か月ほど、1位を守り続けてきた「IXY DIGITAL 50」も僅差で2位をキープし、「IXY」シリーズの強さを見せつけた。

 キヤノン「IXY DIGITAL 600」は、3月4日に発売されたばかりの新モデル。「IXY DIGITALシリーズ」の最上位モデルとして、シリーズ初の有効画素数710万画素の大型CCDに、プロ用デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark II」と同じ高性能映像エンジン「DIGIC II」を組み合わせ、クラス最高レベルの解像度(静止画最大記録画素数3072×2304画素)を実現。「DIGIC II」は、起動や連写、再生などの応答スピードの向上にも効果を発揮し、一瞬のシャッターチャンスも逃さない高速レスポンスと、深みのある美しい高画質を両立させている。

 スペックに加え、デザイン面でも新機軸を打ち出し、連続した曲面で全体を構成する「Curvature Design(カーバチャーデザイン)」という手法を使って、丸みを帯びた新デザインに一新。しなやかさと手になじむ一体感、フラッグシップモデルにふさわしい高級感を与え、「IXY」シリーズが追求してきた「持つ喜び」をひときわ強く感じさせるフォルムに仕上げている。

 キヤノンは、3月上旬に「IXY」シリーズの新製品として、今回1位を獲得した「600」と有効画素数500万画素の「55」を発売。「55」は、今回2位のロングセラーモデル「IXY DIGITAL 50」の後継機種に当たるが、ランキングは6位にとどまっている。

 一方、「IXY DIGITAL 600」は、有効画素数710万画素という圧倒的なハイスペックながら、実勢価格4万台前半の低価格、新鮮味のあるデザインなどからすぐに火がつき、発売3週で、はやくも1位獲得となった。

 2位のキヤノン「IXY DIGITAL 50」、3位の松下「LUMIX FX7 シルキーシルバー」ともに、04年発売のロングヒットモデル。通常、メーカーや店員は新しい製品ほど強くプッシュするため、今後は新モデルが代わってランキング上位に食い込んでくるとみられるが、世代交代にともない、価格が下がるようなことがあれば、値ごろ感から再度の逆転もあるかもしれない。キヤノン、松下以外の各メーカーからも、春モデルとして数多くの新製品が発売されており、機種選びには迷うところ。「IXY DIGITAL 600」の独走になるかは、まだわからない。。→ランキング詳細


◆キヤノン「IXY DIGITAL 600」の主な特徴

●7.1メガピクセルCCD、光学3倍キヤノンレンズ、「DIGIC II」を搭載
●液晶モニタを1.5 型から2.0型へ大型化、より見やすく高輝度に
●自由自在に色彩を調整できる「マイカラー」機能を新たに搭載
●電源を入れて、さっと撮れる約0.9秒の高速起動
●ピント合わせや露出制御などのAFスピードを、従来比約55%に短縮
●撮影シーンに合わせて選べる9種類のプリセットモードを用意
●USB2.0での高速データ転送に対応
●ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge」に対応