松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は3月17日、SDカードスロット搭載の携帯オーディオ2機種と、同SDステレオコンポ2機種、およびフラッシュメモリ型携帯オーディオ2機種の合計6製品を発表した。4月8日から順次販売を開始する。携帯オーディオについては、新たに「D-snap Audio(ディースナップ オーディオ)」というブランド名で販売展開していく。テレビCMなどのイメージキャラクターには、「D-snap」から引き続き浜崎あゆみさんを起用する。

 製品発表会の席で牛丸俊三・マーケティング本部長は、「SDはメモリーカード市場の6割の需要をもち、デファクトスタンダードとなった。デジカメにもほとんどの機種でSDカードが利用されている。そして今回、このSDカードがそのまま使えるオーディオプレーヤーを発売することにした。2005年は『SDオーディオ元年』と位置付け、本格的に展開していく」と、参入表明を行った。

 SDカードを核とした「SDサウンドネットワーク」の構築を図っていく方針で、これに向け、SDカード携帯オーディオ製品2機種と、世界初となるSDメモリカードスロット搭載のミニコンポを投入する。

 「これまでの携帯オーディオは、パソコンを利用しなければ使えなかったが、この新コンポによって、パソコンなしでCDやMD、カセットなどとのメディアチェンジが可能となる。アウトドアは『D-snap Audio』、インドアでは『ミニコンポ』を使った新しい音楽スタイルを提案できるのは、当社ならでは」と、新たな音楽スタイルの提案に意欲を見せた。

 発売するSDオーディオプレーヤー2機種は、FMチューナー、ボイスレコーダー付の「SV-SD100V」と標準モデルの「SV-SD90」。SDミニコンポとの連携でパソコンなしでも簡単に楽しむことが可能。音声データを忠実に再生し、高音質を実現する「D.SOUNDエンジン」を搭載している。バッテリーは、ACアダプタとUSBのほか、「SV-SD100V」は乾電池チャージャーでも利用可能。また、明るくて見やすい4行表示の大型ディスプレイを搭載している。

 価格はオープンで、実勢価格は「SV-SD100V」が1万8000円前後、「SV-SD90」が1万4000円前後の見込み。ともに4月8日発売。なお、1GBのSDメモリカードも同時発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万5000円前後の見込み。

 SDメモリーカードスロット搭載のミニコンポは、DVD/SDステレオシステム「SC-PM910DVD」(シルバー、ブラック)と、SDステレオシステム「SC-PM710SD」(シルバー、ホワイト、ブラック)の2機種。パソコンを介すことなく、SDカードに音楽を最大4倍速で録音できる。また、従来機種から「5CDチェンジャー&5CDイッキ録り」や「CDタイトルメモリー&大型5行表示」を継承するとともに、CDからMDへの録音で世界最高速となる最大7倍速を実現した。価格はオープンで、実勢価格は「SC-PM910DVD」が6万円前後、「SC-PM710SD」が4万5000円前後。ともに4月8日発売。

 SDカードスロットを搭載しない携帯オーディオ製品としては、フラッシュメモリタイプの「SV-MP720V」(512MB)と「SV-MP730V」(1GB)の2機種を用意。コンパクトながら見やすく漢字対応の液晶ディスプレイを搭載しているため、ディスプレイでリストや曲名や電池残量を確認できる。FMラジオステレオチューナーやボイスレコーダー機能も搭載し、1台で3役楽しめる。

 スタイリッシュな2ブロックデザインを採用し、カラーバリエーションは、シルバー/ブルー/オレンジ/ホワイト/ブラック――の5色。価格はオープンで、実勢価格は「SV-MP720V」が2万円前後(4月8日発売)、「SV-MP730V」が2万8000円前後(4月25日発売)の見込み。